【4月14日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に所属するマリオ・ゴメス(Mario Gomez)の代理人は、ベンチを温めることが多く不満の残るシーズンを過ごしてきた同選手がバイエルンを退団する可能性があると示唆した。

 ユップ・ハインケス(Jupp Heynckes)監督が主力選手9人を休ませながらも4-0で大勝した13日のニュルンベルク(1.FC Nuremberg)戦で、27歳のゴメスは今季8点目のゴールを決めた。

 ゴメスはチームが23度目のリーグ優勝を飾った今季、90分間フル出場した試合はこの試合で3戦目で、試合に出場した16試合のうち9試合は途中出場だった。

 ゴメスの代理人を務めるウリ・フェルバー(Uli Ferber)氏は独大衆紙ビルト(Bild)に対し、「マリオにとって現状が満足でできる状況ではないし、このような状態がいつまでも続くべきではない。彼は成すべきことをすべて正しく行っている。チームに忠実であり、常にプレーできる準備を整えている」と語った。

 一方で、バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲ(Karl-Heinz Rummenigge)社長は、クラブはゴメスと話し合いを持つ必要があると述べた。

「彼がどのような計画を立てているのかわからない。私は彼自身とも代理人ともまだ話していないので現状を評価することもできない」

 ハインケス監督は、今季ヴォルフスブルク(Wolfsburg)からバイエルンに移籍してきたクロアチア出身のマリオ・マンジュキッチ(Mario Mandzukic)をファーストチョイスのストライカーとして起用している。(c)AFP