【4月7日 AFP】12-13ドイツ・ブンデスリーガ1部は30日、第28節の試合が各地で行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は4-2でFCアウクスブルク(FC Augsburg)に勝利した。

 リーグ2連覇を飾っていたドルトムントは逆転勝利を挙げたものの、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のリーグ史上最速となるタイトル獲得を阻むことはできなかった。

 9日にマラガ(Malaga CF)との欧州チャンピオンズリーグ2012-13(UEFA Champions League 2012-13)準々決勝第2戦を控えるドルトムントのユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督は、GKロマン・ヴァイデンフェラー(Roman Weidenfeller)、ロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)、主将セバスチャン・ケール(Sebastian Kehl)、そしてマリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)とマルコ・ロイス(Marco Reus)を先発から外した。

 珍しくスタメンを飾ったユリアン・シーバー(Julian Schieber)が前半22分に先制点を挙げたドルトムントだったが、ハーフタイム直前の約80秒間でアウクスブルクに2点を奪われ逆転を許した。

 しかし、クロップ監督は後半に入りゲッツェとレワンドフスキを投入すると、これがすぐさま効果を挙げ、レワンドフスキのお膳立てからシーバーが同点弾を挙げた。

 その後ネヴェン・スボティッチ(Neven Subotic)が勝ち越しゴールを挙げると、後半ロスタイムにはレワンドフスキがクラブ新記録となるリーグ戦10試合連続ゴールを挙げた。レワンドフスキはクラウス・アロフス(Klaus Allofs)氏が1984年に樹立したリーグ記録に並んでいる。(c)AFP