【3月31日 AFP】12-13ドイツ・ブンデスリーガ1部は30日、第27節の試合が各地で行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は9-2でハンブルガーSV(Hamburger SV)に大勝した。

 2位のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)が、2-1でVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)に勝利したため、優勝が最短でも来週に持ち越しになったバイエルンだが、圧倒的な攻撃を見せて前半だけでスコアを5-0とし、ハンブルガーを打ち負かした。

 1982-83シーズンにはヨーロッパチャンピオンズカップ(European Cup)で王者に輝いたハンブルガーSVは、かつてはバイエルンのライバルだったが、近年は凡たる成績に甘んじている。そんなハンブルガーSVを相手にバイエルンは後半も容赦を見せず、更に駄目押しの4得点を追加した。

 この試合でクラウディオ・ピサロ(Claudio Pizarro)は一人で4ゴールを決める活躍を見せた。

 今季のリーグ戦は残すところあと7試合となっているが、あと勝ち点1を挙げればバイエルンはリーグ優勝を決め、2連覇中のドルトムントからブンデスリーガ王者の座を奪うこととなる。(c)AFP