【2月21日 AFP】12-13シーズンのドイツ・ブンデスリーガ1部で首位を独走し、19日の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2012-13)ではアーセナル(Arsenal)に快勝したバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)が、ソーシャルメディアの分野でもドイツ国内のクラブとしてトップに君臨していることが明らかになった。

 国内リーグで2位に勝ち点15差をつけ、欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ではアーセナルに3-1で勝利を収めているバイエルンの勢いは、インターネット上でのクラブ人気に反映されている。

 バイエルンはフェイスブック(Facebook)でドイツ1部リーグに所属する18チームの中でも最大の人気を誇っており、11-12シーズンに2冠を達成したボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)のファン数をおよそ3倍上回っている。

 ツイッター(Twitter)のフォロワー数では、バイエルンの約14万6000人に対し、ドルトムントが約15万8000人と上回っているものの、フェイスブックにおいてはバイエルンが約623万1000人のファンを獲得しており、ドルトムントの約216万4000人に大差をつけている。

 しかし、バイエルンの世界的な人気は、英語のツイッターアカウントだけでも約800万人にフォローされ、フェイスブックでは4050万人のファン数を誇るスペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)を筆頭に、欧州のほかの強豪国と比較すると色あせてしまう。

 レアル・マドリード(Real Madrid)にはツイッターのスペイン語アカウントに約680万のフォロワー、フェイスブックに約3600万人のファンが存在し、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のフェイスブックには、およそ3160万人のファンがいる。(c)AFP