ドルトムントがフランクフルトに勝利、乾が退場処分
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【2月17日 AFP】12-13ドイツ・ブンデスリーガ1部は16日、第22節の試合が各地で行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は3-0でフランクフルト(Eintracht Frankfurt)を下した。
マルコ・ロイス(Marco Reus)がハットトリックを決め試合を制したドルトムントだが、退場処分でストライカーを失うという事態に見舞われた。
9日のハンブルガーSV(Hamburger SV)戦で3試合の出場停止を科されたロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)に続き、そのレワンドフスキに代わって出場したユリアン・シーバー(Julian Schieber)がこの試合で2枚のイエローカードを受け、ドルトムントは1週間のうちに2人目のストライカーを失ってしまった。シーバーは次節出場停止となった為、ドルトムントはストライカー不在となる状態に陥ってしまった。
試合は前半30分までに2得点、イエローカード2枚、そしてそれに続いてレッドカードが出るという激しい展開となった。前半8分にロイスがマリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)の見事なパスからゴールネットを揺らし先制すると、そのわずか2分後にはマッツ・フンメルス(Mats Hummels)のアシストから得点を挙げ、2-0とリードを広げた。
その後シーバーが退場処分となり数的不利に陥ったドルトムントだが、後半20分には再びゲッツェのお膳立てから、ロイスがゴールを決めハットトリックを達成した。 同30分にはフランクフルトも乾貴士(Takashi Inui)を2枚目のイエローで失い、10人での戦いを強いられた。
ドルトムントはこの勝利でリーグ2位を守ったが、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)が15日のVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)戦で今季リーグ戦18勝目を挙げ、依然として勢いが衰えることなく、勝ち点15差をつけて首位を独走している。(c)AFP/Ryland James