【2月10日 AFP】12-13ドイツ・ブンデスリーガ1部は9日、第21節の試合が各地で行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は1-4でハンブルガーSV(Hamburger SV)に敗れた。

 前半16分、ドルトムントはロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が5試合連続となる得点を挙げ先制した。

 しかし、ハンブルガーSVはすぐに反撃し、直後に左サイドのデニス・アオゴ(Dennis Aogo)からの素晴らしいクロスをアルチョムス・ルドネフス(Artjoms Rudnevs)が合わせて同点に追いついた。さらに同26分には孫興民(Heung Min Son、ソン・フンミン)がドルトムントのマッツ・フンメルス(Mats Hummels)を右サイドでいなし、さらに中へ切れ込んでスベン・ベンダー(Sven Bender)をかわすとファーサイドにシュートを蹴り込み、逆転ゴールを決めた。

 劣勢のドルトムントはその5分後、レワンドフスキがハンブルガーSVのペア・シヤン・シェルブレ(Per Ciljan Skjelbred)との接触で無常にも一発退場を命じられてしまったが、後半14分にはハンブルガーSVのジェフリー・ブルマ(Jeffrey Bruma)がドルトムントのマルコ・ロイス(Marco Reus)を倒し一発退場を命じられ、両チームの人数は再び同じになった。

 しかし、ハンブルガーSVはルドネフスが後半17分にこの日2得点目となるヘディングシュートを決め流れを引き戻すと、試合終了間際の同44分にマルセル・ヤンセン(Marcell Jansen)のパスを受けた孫興民が再び得点し、ドルトムントの大敗を決定付けた。

 リーグ2連覇中のドルトムントは第4節に敵地でハンブルガーSVに2-3と敗れたが、この日は本拠地シグナル・イドゥナ・パーク(Signal Iduna Park)の約8万人の大観衆の前で、再び衝撃的な敗戦を喫してしまった。勝ったハンブルガーSVは5位に浮上している。(c)AFP/Ryland James