【2月10日 AFP】12-13ドイツ・ブンデスリーガ1部は9日、第21節の試合が各地で行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は4-0でシャルケ04(Schalke 04)に勝利した。

 本拠地アリアンツ・アレーナ・スタジアム(Allianz Arena Stadium)でシャルケに大勝したバイエルンは2位との勝ち点差を15に広げ、3シーズンぶりのリーグ制覇へさらに近づいた。

 同日の試合で2位のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)と3位のバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)がともに勝利を逃す中、バイエルンはオーストリア出身の20歳の「神童」デヴィッド・アラバ(David Alaba)が2得点を挙げる活躍を見せ、シャルケをまったく寄せ付けなかった。

 ボール保持率が70パーセントに達したバイエルンは、独紙ビルト(Bild)の「バイエルン、シャルケとの公開トレーニングの予定」という挑発的な見出しをなぞるようなプレーを見せ、リーグ戦ここ8試合でわずか1勝だったシャルケを一蹴した。

 バイエルンは前半19分、フランス代表のフランク・リベリ(Frank Ribery)がマルコ・ヘーガー(Marco Hoeger)に倒されてPKを得ると、チーム内での地位の高まりを示すかのようにスポットに向かったアラバがこれを沈め、先制点をもたらした。

 同32分には、足首を痛めて6日のフランスとの親善試合を欠場していたドイツ代表のバスティアン・シュバインシュタイガー(Bastian Schweinsteiger)が、直接FKを決めてけがの状態が問題ないことを証明し、2-0とリードを広げてハーフタイムを迎えた。

 さらにバイエルンは後半6分、ウィンターブレーク明け初先発となったマリオ・ゴメス(Mario Gomez)の落としからアラバが自身2ゴール目を挙げると、同18分にはゴメスが2013年の初得点を挙げて駄目を押した。(c)AFP/Ryland James