【1月20日 AFP】12-13ドイツ・ブンデスリーガ1部は19日、第18節の試合が各地で行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は2-0でグロイター・フュルト(SpVgg Greuther Fuerth)に快勝した。

 スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)を率いて4年間で14個のタイトルを獲得しているジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)氏が来季からチームの指揮を執ることが決まったバイエルンは、マリオ・マンジュキッチ(Mario Mandzukic)の活躍で最下位グロイター・フュルトを破り、リーグ戦再開後の初戦を白星で飾った。

 今シーズン限りで退任するバイエルンのユップ・ハインケス(Jupp Heynckes)監督は試合後、「無失点で勝てて喜んでいる。これまでの試合と比べて流れは良くなかったが、今後取り組まなければならない課題がわかったという意味では有意義な試合だった」とコメントした。

 ここまで1勝しか挙げられず、リーグ戦で最下位に低迷している昇格組のグロイター・フュルトを相手にバイエルンは、本拠地アリアンツ・アレーナ・スタジアム(Allianz Arena Stadium)で75パーセント以上のボール支配率を記録し、試合の主導権を握った。

 クロアチア代表のマンジュキッチは、前半26分にグロイター・フュルトのGKヴォルフガング・ヘスル(Wolfgang Hesl)のミスを誘うボレーで先制点を挙げると、後半16分にはトニ・クロース(Toni Kroos)のコーナーキックから追加点を奪った。

 後半40分にマリオ・ゴメス(Mario Gomez)との交代でベンチに退いたマンジュキッチの活躍で勝ち点3を手にしたバイエルンは、2位バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)との勝ち点差9を維持している。(c)AFP/Ryland James