【11月4日 AFP】12-13ドイツ・ブンデスリーガ1部は3日、第10節の試合が各地で行われ、シャルケ04(Schalke04)は2-3で1899ホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)に敗れた。

シャルケは後半ロスタイムに決勝点を許し、6日に行われるサッカー欧州チャンピオンズリーグ2012-13(UEFA Champions League 2012-13)のグループB第4節アーセナル(Arsenal)戦を前に、痛い敗戦を喫した。

 一方のホッフェンハイムは、スーパーサブのスヴェン・シッポロック(Sven Schipplock)が投入されてからわずか2分後に決勝点を決めて5試合ぶりの勝利を挙げた。

 シャルケは後半37分に日本代表DF内田篤人(Atsuto Uchida)が同点ゴールを決めて2-2に追いつき、敵地で勝ち点1を拾うかに見えた。内田は、ジェファーソン・ファルファン(Jefferson Farfan)の折り返しをクラース・ヤン・フンテラール(Klaas-Jan Huntelaar)が合わせたこぼれ球を無人のゴールに難なく流し込み、得点を挙げた。

 日本代表として出場52試合を数え、Jリーグ1部(J1)の鹿島アントラーズ(Kashima Antlers)から10-11シーズンにシャルケに加入後、ブンデスリーガ1部では51試合目の出場となった内田は試合後、「前を向いて、アーセナル戦に全力を尽くさなくちゃならない」とコメントした。

 内田はまた、「ブンデスリーガ初ゴールを決められたことは誇りに思うけど、心からは喜べない。どうしても勝ちたかったし連勝を伸ばしたかったけど、それができなかった。負けたことがすごく悔しいし、痛い敗戦」とコメントしている。(c)AFP/Ryland James