【10月29日 AFP】12-13ドイツ・ブンデスリーガ(Bundesliga)1部は28日、第9節の試合が各地で行われ、バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)が2-1でバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に勝利した。

 レバークーゼンが敵地のバイエルン戦では23年ぶりとなる金星を挙げた一方、リーグ首位のバイエルンが開幕から続けていた連勝記録は唐突な終わりを迎えた。

 前週行われた試合でリーグ新記録となる開幕8連勝を達成していたバイエルンは、終盤のジェローム・ボアテング(Jerome Boateng)のオウンゴールで敗戦を喫し、レバークーゼンに勝ち点3を献上した。しかしながら敗れたバイエルンは2位と勝ち点4差の首位を守っている。

 レバークーゼンは前半42分、主将のシモン・ロルフェス(Simon Rolfes)が右サイドのアンドレ・シュールレ(Andre Schuerrle)へ展開し、シュールレの折り返しがバイエルン守備陣の間を通すと、ステファン・キースリング(Stefan Kiessling)が合わせて先制点を奪った。

 バイエルンは後半32分にマリオ・マンジュキッチ(Mario Mandzukic)のヘディングシュートで同点としたものの、レバークーゼンも1989年10月以来となるミュンヘン(Munich)での勝利をあきらめなかった。

 後半42分、ボアテングはレバークーゼンの攻撃を防ごうとしたものの、頭に当たったボールがGKマヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)の脇を抜けてゴール左隅に吸い込まれた。(c)AFP/Ryland James