【6月20日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)が、2013年に退任するユップ・ハインケス(Jupp Heynckes)監督の後任として、前FCバルセロナ(FC Barcelona)監督のジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)氏と契約交渉を行っていると独紙ビルト(Bild)が19日、報じた。

 同紙は、バイエルンのスポーツディレクターを務めるクリスチャン・ネルリンガー(Christian Nerlinger)氏が5月に行われたスペイン国王杯(Copa del Rey 2011-12)決勝の会場で、グアルディオラ氏のアドバイザーを務める弟のペレ(Pere Guardiola)氏と話し合いを持ったと伝えている。

 同紙は「グアルディオラは1年間の充電期間と勉強の時間を欲しがっている。(ハインケス監督の契約が2013年で切れるのは)完璧なタイミング。余暇にドイツ語を学ぶこともできる」と記している。

 FCバルセロナで4年間指揮を執ったグアルディオラ氏は、スペイン1部リーグとスペイン・スーパーカップ(Spanish Super Cup)を3回ずつ、サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)、スペイン国王杯(Copa del Rey)、クラブW杯(FIFA Club World Cup)、UEFAスーパーカップ(UEFA Super Cup)でそれぞれ2回ずつ優勝を果たすなどしている。(c)AFP