【1月31日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のケルン(1. FC Cologne)は30日、負傷中のドイツ代表フォワード(FW)、ルーカス・ポドルスキー(Lukas Podolski)の代役として同2部のVfLボーフム(VfL Bochum)所属の鄭大世(Jong Tae-Se、チョン・テセ)を獲得した。

 北朝鮮代表の鄭大世はボーフムと6ヶ月の契約を残していたものの、50万ユーロ(約5000万円)の移籍金でケルンと5ヶ月の契約を結んだ。

 ケルンの取締役を務めるフォルカー・フィンケ(Volker Finke)氏は、「鄭大世は捜し求めていた選手。空中戦が素晴らしい、生粋のストライカーだ」とコメントしている。

 2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)で12失点を喫し、勝ち点0に終わった北朝鮮代表の中では際立った存在感を示した鄭大世は、同大会後にボーフムに加入、11-12シーズンはこれまで4得点を挙げている。

 一方、今季リーグ戦のケルンの全28ゴール中、15ゴールを挙げているポドルスキーは、28日に行われたシャルケ04(Schalke04)戦で左足首を負傷して3、4週間離脱すると見られている。(c)AFP