【1月29日 AFP】(記事更新、写真追加)11-12ドイツ・ブンデスリーガ1部は28日と29日、第19節の試合が各地で行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)、シャルケ04(Schalke04)が勝利を収めた。

 この結果、バイエルン、ドルトムント、シャルケの3チームが勝ち点40で並び、得失点差で上回るバイエルンが首位、ドルトムントが2位、シャルケが3位につけた。

 前節でボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)に敗れているバイエルンは、本拠地アリアンツ・ アレーナ・スタジアム(Allianz Arena Stadium)でVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)と対戦し、マリオ・ゴメス(Mario Gomez)がシーズン17得点目となるゴールを挙げるなど2-0で快勝した。

 バイエルンは後半15分にトニ・クロース(Toni Kroos)のフリーキック(FK)からゴメスの得点で先制すると、試合終了間際にはアリエン・ロッベン(Arjen Robben)のゴールで突き放した。

■ドルトムントは香川が2得点の活躍、シャルケもケルンに勝利

 2位のドルトムントは、主力のマリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)が故障により8週間の戦線離脱を余儀なくされたものの、香川真司(Shinji Kagawa)とケヴィン・グロスクロイツ(Kevin Grosskreutz)の活躍で1899ホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)に3-1で勝利した。

 前半16分に香川の得点で先制したドルトムントは、同31分にグロスクロイツが追加点を挙げると、後半10分にはグロスクロイツのヒールパスから香川がこの日2得点目となるゴールを奪った。

 また、3位シャルケは4-1でケルン(1. FC Cologne)から勝利を収めた。

 試合序盤にケルンのルーカス・ポドルスキー(Lukas Podolski)に先制点を許したシャルケは、チプリアン・マリカ(Ciprian Marica)の2得点で逆転に成功すると、その後はミソ・ブレシュコ(Miso Brecko)の退場により数的不利となったケルンからクラース・ヤン・フンテラール(Klaas-Jan Huntelaar)とマルコ・ヘーガー(Marco Hoeger)がそれぞれ1得点ずつ奪った。

 同日行われたその他の試合では、5位ヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)と6位バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)1-1で、カイザースラウテルン(1.FC Kaiserslautern)とFCアウクスブルク(FC Augsburg)と2-2で引き分けた。また、ハンブルガーSV(Hamburger SV)は2-1でヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)に勝利している。

■ボルシア・メンヘングラッドバッハが快勝し、優勝戦線に踏みとどまる

 29日に行われた試合では、4位ボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)が3-0でVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)に快勝した。

 メンヘングランドバッハは前半31分にマルコ・ロイス(Marco Reus)のフリーキックからマイク・ハンケ(Mike Hanke)がヘディングで先制点を挙げると、後半36分にはロイスが17試合で12得点目となるゴールで追加点を挙げ、同39分にはイゴール・デ・カマルゴ(Igor De Camargo)のゴールでリードを広げた。

 また、試合開始17分間で3得点を奪われ、退場者を1人出したSCフライブルク(SC Freiburg)が1-3でマインツ05(Mainz 05)に敗れ、リーグ最下位に転落している。(c)AFP/Ryland James