【11月9日 AFP】(写真追加、記事更新)09-10ドイツ・ブンデスリーガ1部第12節が6日から8日にかけて各地で行われ、ハンブルガーSV(Hamburger SV)はハノーバー96(Hanover 96)と2-2で、ヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)はボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)と1-1で引き分けた。

 試合終盤まで2-1とリードし勝利目前だったハンブルガーは、後半43分にハノーバーのイリ・スタイネル(Jiri Stajner)に同点となるペナルティーキック(PK)を決められ、2-2の引き分けに終わった。

 ホームでドルトムントと対戦したブレーメンは、メスト・エジル(Mesut Ozil)の得点で先制したが、その後ドルトムントのルーカス・バリオス(Lucas Barrios)に同点ゴールを許し、1-1で引き分けた。

 この結果、ブレーメンとハンブルガーは勝ち点23で並び、首位バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)との勝ち点差は3に縮まった。

 7日に行われた試合では、シャルケ04(Schalke04)がバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)と1-1で引き分けた。

 シャルケは前半31分にダニエル・ファン・ブイテン(Daniel van Buyten)の得点でバイエルンに先制を許したが、同43分ジョエル・マティプ(Joel Matip)の得点で同点に追いついた。この結果、勝ち点1を獲得したシャルケは4位をキープし、バイエルンは8位に後退した。

 VfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)と対戦した1899ホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)は、前半23分にヴェダド・イビシェヴィッチ(Vedad Ibisevic)の得点で先制するも、後半7分にズヴェズダン・ミシモヴィッチ(Zvjezdan Misimovic)、同11分にグラフィテ(Grafite)に得点を奪われ、1-2で逆転負けを喫した。この結果、ボルフスブルクは5位に浮上し、ホッフェンハイムは7位に後退している。

 マルクス・バベル(Markus Babbel)監督率いるVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)は、前節に続いてボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)とも0-0で引き分けた。

 マインツ05(Mainz 05)はニュルンベルク(1. FC Nuremberg)を1-0で下して6位に順位を上げた。SCフライブルク(SC Freiburg)はVfLボーフム(VfL Bochum)に2-1で勝利している。

 6日に行われた試合では、首位レバークーゼンがフランクフルト(Eintracht Frankfurt)に4-0で快勝した。

 前半2分に2月以来のドイツ代表に選出されたステファン・キースリング(Stefan Kiessling)が先制点を挙げたレバークーゼンは、同6分に20歳のステファン・レイナルツ(Stefan Reinartz)、同11分に19歳のトニ・クロース(Toni Kroos)が追加点を挙げると、後半には途中出場した20歳のラース・ベンダー(Lars Bender)がピッチに立った3分後の41分に4得点目を記録し、若手選手の活躍で勝利した。(c)AFP/Ryland James

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