【8月27日 AFP】引退した選手のほとんどがパブの経営やメディアでの仕事に就くが、サッカー元ドイツ代表のセバスチャン・ダイスラー(Sebastian Deisler)氏は、ネパールの美術工芸品店をオープンする。

 身体的、精神的な問題に悩まされ、2年前に現役を退いている29歳のダイスラー氏は、ドイツ南西部の都市フライブルク(Freiburg)の店の共同オーナーになり、店は10月にオープンするとwww.fudder.deは伝えている。

 ボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)、ヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に所属し、同年代では最高のミッドフィールダー(MF)と目されていたダイスラー氏は、近日中に自叙伝を出版することになっており、その中でピッチ内外の苦闘を記している。

 右ひざの手術を5度受け、うつ病の治療で2度入院しているダイスラー氏は、ブンデスリーガ1部で135試合に出場し、ドイツ代表としても36試合に出場している。(c)AFP