【8月9日 AFP】ドイツサッカー連盟(Deutscher Fussball-Bund、DFB)は8日、代表チームでゴールキーパー(GK)を務めるイェンス・レーマン(Jens Lehmann)が、10年に及ぶ代表のキャリアに終止符を打つことを決断したと明かした。

 38歳のレーマンは、6月の欧州選手権2008(Euro 2008)に出場した最年長の選手だった。

 イングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)から、ドイツ・ブンデスリーガ1部からシュツットガルト(Stuttgart)へ移籍したレーマンは、代表チームのヨアヒム・レーブ(Joachim Loew)監督やアンドレアス・ケプケ(Andreas Kopke)コーチと話し合った後に、代表からの引退を決めた。

 レーマンは、2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)に間に合うように他の選手にチャンスを与えたい意向を明らかにした。

 レーマンは、「シュツットガルトとの1年契約が終わる2008-09シーズン後にもプレーを続けるか約束できない。そのような状況なので、監督とコーチに、これ以上私を代表に呼ぶべきではないと伝えた。ドイツ代表で過ごした時間は素晴らしいものだった」と語っている。(c)AFP