【7月1日 AFP】サッカードイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン（Bayern Munich）の監督に新たに就任したユルゲン・クリンスマン（Juergen Klinsmann）氏は6月30日、初めてチーム練習の指揮を執った。

　オットマー・ヒッツフェルト（Ottmar Hitzfeld）前監督の後を受け就任した元ドイツ代表監督のクリンスマン氏は、7月中旬に合流することが見込まれているサッカー欧州選手権2008（Euro 2008）に出場した選手を除く12人の選手と練習を行った。

　練習の時間帯にはチームのメンバーで6月29日に行われた欧州選手権2008の決勝戦でスペイン代表と戦った、フィリップ・ラーム（Philipp Lahm）をはじめバスティアン・シュバインシュタイガー（Bastian Schweinsteiger）、ルーカス・ポドルスキー（Lukas Podolski）、ミロスラフ・クローゼ（Miroslav Klose）、マルセル・ヤンセン（Marcell Jansen）らがベルリン（Berlin）で催されたサポーターへ感謝を示すための行事に参加していた。

　「国内あるいは欧州レベルのタイトルを獲得してシーズンを終えたいと思っている。我々はできるところまで行きたい」と語るクリンスマン監督は、2004年から2006年までドイツ代表を率いていたが、クラブチームでの指導経験が無い。（c）AFP