【5月22日 AFP】サッカー、ブンデスリーガのシュツットガルト(Stuttgart)に所属するGKティモ・ヒルデブラント(Timo Hildebrand)が、2006-07シーズン終了後にスペイン・リーガエスパニョーラのバレンシア(Valencia)に移籍することが21日に明らかになった。

 ヒルデブラントは、ドイツ代表でイングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)に所属するGKイェンス・レーマン(Jens Lehmann) に続く第2ゴールキーパーとして5試合に出場しており、16歳の頃から所属して来たシュツットガルトを離れ、チームと契約が切れる6月末にバレンシアと4年契約を結ぶことが見込まれており、また代表では正ゴールキーパーの座を狙う。

 シュツットガルトのホルスト・ヘルト氏(Horst Heldt)は「ヒルデブラントはバレンシアに移籍する予定だが、まだ試合が残っているためまだ発表はしていない。しかし移籍がが失敗に終わることはないだろう」と話している。

 ヒルデブラントは、26日にベルリンのオリンピックスタジアム(Olympic Stadium)で行われるニュルンベルク(Nuremberg)とのドイツカップ(German Cup)の決勝がシュツットガルトの選手としての最後の試合となると見られ、スペインのメディアは既にヒルデブラントの到着を歓迎している。

 またシュツットガルトは、正式にヒルデブラントを始め第2ゴールキーパーのディルク・ハイネン(Dirk Heinen)やディフェンダーのマルクス・バベル(Markus Babbel)やハイコ・ゲルバー(Heiko Gerber)の退団を発表した。なおバベルはドイツカップの決勝後に引退しチームでコーチに就任する。(c)AFP