【5月12日 AFP】12-13フランス・リーグ2は11日、第36節の1試合が行われ、ASモナコ(AS Monaco)は1-0でニーム(Nimes Olympique)を下し、リーグ1復帰を決めた。

 今季2試合を残しての昇格決定には敵地での勝利が必要だったモナコは、途中出場のイブラヒム・トゥーレ(Ibrahima Toure)のゴールで勝ち点3を挙げ、3シーズンぶりのリーグ1昇格を決めた。

 クラウディオ・ラニエリ(Claudio Ranieri)監督率いるモナコは、直近19試合で1敗しかしておらず、2位のギャンガン(En Avant de Guingamp)に勝ち点差6をつけて首位に立っている。モナコは残り2試合で勝ち点2以上を挙げればリーグ優勝が決まる。

 モナコはトップリーグでの地位を34年間守り続けたが、10-11シーズンに降格し、11-12シーズンはリーグ2で8位だった。

 しかし、2011年12月にロシアの大富豪ドミトリー・リボロフレフ(Dmitry Rybolovlev)氏がクラブを買収すると、モナコの運命に変化が訪れた。

 モナコは来季リーグ1に大きなインパクトを与えるべく、大金を投じて選手を集めようと画策している。フランスとスペインのメディアは、スペイン1部リーグのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に所属するラダメル・ファルカオ・ガルシア(Radamel Falcao Garcia)が今夏モナコに加入する可能性があると報じている。(c)AFP