【4月20日 AFP】12-13フランス・リーグ1は19日、第33節の試合が行われ、オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)は2-1でモンペリエ(Montpellier HSC)を下した。

 後半ロスタイムのクレマン・グラニエ(Clement Grenier)による決勝弾でリヨンが昨シーズン王者のモンペリエを下し、リーグ優勝へのかすかな望みを繋げた。

 試合は前半29分にグラニエのお膳立てから、リヨンのリサンドロ・ロペス(Lisandro Lopez)が先制ゴールを決めるが、同41分にはユネス・ベランダ(Younes Belhanda)の素晴らしい個人プレーでモンペリエが同点に追いつき、タイのまま試合は終盤に突入する。

 そして迎えた後半ロスタイム、リヨンはヨアン・グルクフ(Yoann Gourcuff)のCKを、モンペリエのアブデルハミド・エル・カウタリ(Abdelhamid El Kaoutari)によってクリアされるものの、そのこぼれ球をグラニエがペナルティエリア外からハーフボレーで蹴り込みゴールを決めた。

 この勝利でリヨンは勝ち点を59とし、オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)と入れ替わって暫定2位に浮上した。しかし両者の勝ち点差はわずか1であるため、降格圏内に低迷しているスタッド・ブレスト(Stade Brestois 29)を20日、本拠地に迎えるマルセイユの試合結果次第では再び順位が入れ替わる可能性がある。

 一方リヨンと首位パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)との勝ち点差は8となっている。(c)AFP