【4月17日 AFP】サッカーフランス杯2012-13(French Cup 12-13)は16日、準々決勝の2試合が行われ、ロリアン(FC Lorient)が2-1でサンテティエンヌ(AS Saint-Etienne)に勝利し、準決勝へ進出した。

 リーグ1で中位につけるロリアンは後半ロスタイムにジェレミー・アリアディエール(Jeremie Aliadiere)がマティアス・オートレ(Mathias Autret)のクロスから見事な決勝ゴールを挙げ、クラブ史上2度目となるフランス杯獲得へ一歩前進した。

 敵地スタッド・ジェフリー・ギシャール(Stade Geoffroy Guichard)での試合でロリアンは、マクシム・バルテルメ(Maxime Barthelme)が先制点を挙げてリードして前半を終えたが、サンテティエンヌも後半29分に交代出場のピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)が得点を決めて同点とした。

 しかしロリアンは元アーセナル(Arsenal)のアリアディエールが今季通算18得点目を挙げてサンテティエンヌに2013年の初黒星をつけ、フランスリーグ杯2012-13(French League Cup 12-13)との国内カップ戦2冠の夢を阻んだ。

 サンテティエンヌは20日のリーグ杯決勝レンヌ(Stade Rennes FC)戦で、1980-81シーズンのリーグ優勝以来となる主要タイトルの獲得を目指す。

 同日行われた準々決勝のもう1試合はリーグで降格圏に沈むチーム同士の対戦となり、トロワ(Troyes AC)が3-0でナンシー(AS Nancy)に勝利した。トロワは後半にジェレミ・ブレシェ(Jeremie Brechet)、ジュリアン・フォシュリエ(Julien Faussurier)、ファビアン・カムス(Fabien Camus)が得点を決めた。(c)AFP