【4月14日 AFP】12-13フランス・リーグ1は13日、第32節の試合が各地で行われ、パリ・サンジェルマン（Paris Saint-Germain、PSG）は1-0でトロワ（Troyes AC）に勝利した。

　最下位トロワに競り勝ったPSGは、欧州チャンピオンズリーグ（UEFA Champions League 2012-13）敗退のショックから立ち直るきっかけを得るとともに、19シーズンぶりのリーグ制覇へまた一歩前進した。

　敵地スタッド・ドゥ・ローブ（Stade de l'Aube）に乗り込んだPSGは後半20分にブライズ・マトゥイディ（Blaise Matuidi）が均衡を破るゴールを決め、これがこの試合唯一の得点となって勝利を手にした。リーグ残り7節を切った中でPSGは、14日に敵地で好調リール（Lille OSC）と対戦する2位オリンピック・マルセイユ（Olympique de Marseille）との勝ち点差を暫定で10に広げた。

　PSGは心配された通り、FCバルセロナ（FC Barcelona）の前にアウェーゴール差で敗退を喫したチャンピオンズリーグ準決勝の影響が色濃く残っており、特にズラタン・イブラヒモビッチ（Zlatan Ibrahimovic）を出場停止で欠いたことで苦戦を強いられた。PSGは今季のリーグ戦でイブラヒモビッチ不在の試合では1度も勝てていなかった。(c)AFP/Martyn WOOD