【2月11日 AFP】12-13フランス・リーグ1は10日、第24節の試合が各地で行われ、オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)とオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)の上位陣が勝ち点を伸ばせず、首位を走るパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain)を後押しした。

 新加入のデビッド・ベッカム(David Beckham)が13日に合流する予定のパリ・サンジェルマンが、1993-94シーズン以来となるリーグ優勝へ向けて独走態勢に入った。

 10日に行われた試合で3位マルセイユは、2人の退場者を出してエヴィアン・トノン・ガイヤールFC(Evian Thonon Gaillard FC)と1-1で引き分けた。2位リヨンは1-3でリール(Lille OSC)に痛い敗戦を喫し、首位との勝ち点6差を詰めることができなかった。

 リヨンは本拠地スタッド・ジェルラン(Stade Gerland)でリールのオーレリアン・シェジュ(Aurelien Chedjou)、フローラン・バルモン(Florent Balmont)、サロモン・カルー(Salomon Kalou)にゴールを許し、後半12分にリサンドロ・ロペス(Lisandro Lopez)が1点を返すのがやっとだった。

 一方、後半5分にアンドレ・ピエール・ジニャック(Andre-Pierre Gignac)が先制点を挙げたマルセイユは、同15分にエビアンのヤニック・サグボ(Yannick Sagbo)にPKから同点ゴールを決められると、その後は2人の退場者を出して勝利を手にすることが難しくなった。

 8日に行われた試合で首位パリ・サンジェルマンは、ジェレミ・メネス(Jeremy Menez)、ズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)、エセキエル・ラベッシ(Ezequiel Lavezzi)が得点を記録し、SCバスティア(SC Bastia)戦に3-1で勝利していた。(c)AFP/Chris Wright