【12月22日 AFP】12-13フランス・リーグ1は21日、第19節の1試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)が3-0でスタッド・ブレスト(Stade Brestois 29)に勝利した。

 途中退場者を出し10人となったブレストを相手にPSGが快勝し、リーグ戦4連勝を飾ってリーグ首位でウィンターブレイクを迎えることが確実になった。

 オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)とオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)と首位PSGの勝ち点差は3だが、得失点差では24とリヨンの同13、マルセイユの同3を大きく上回っており、PSGは余裕を持って2013年を迎えることになる。

 しかしながら、カルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督率いるPSGも油断ならない。11-12シーズンは首位でクリスマスシーズンを迎えたものの、シーズン終了時にはモンペリエ(Montpellier HSC)にリーグタイトルをさらわれている。

 前半34分、PSGのモハメド・シッソコ(Mohamed Sissoko)の弟であるブレストのアブドゥルワイド・シッソコ(Abdoulwhaid Sissoko)が、エセキエル・ラベッシ(Ezequiel Lavezzi)への強烈なタックルでレッドカードを受けたことで試合はPSGに有利に進んだ。

 後半10分、PSGはズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)がクリストフ・ジャレ(Christophe Jallet)のセンタリングに合わせて今季18ゴール目を決めて先制すると、同28分には交代出場したばかりのケヴィン・ガメイロ(Kevin Gameiro)が自身5得点目でチームに追加点をもたらした。

 さらにロスタイムに入った2分後には、ブレストのベルナール・メンディ(Bernard Mendy)のオウンゴールでPSGが3点目を挙げた。(c)AFP