【12月12日 AFP】12-13フランス・リーグ1は11日、第17節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は4-0でバランシエンヌ(Valenciennes FC)に勝利した。

 PSGのズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)は華麗なハットトリックを決め、リーグ首位のオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)との勝ち点差を2と縮めるこの一勝に貢献した。

 試合開始直後はバランシエンヌが優勢な攻めを見せ、PSGのGKサルバトーレ・シリグ(Salvatore Sirigu)が割り込む場面も幾度か見られた。

 しかしPSGは序盤の攻撃にしのび耐えると、前半28分にはジェレミ・メネス(Jeremy Menez)が放ったシュートをバランシエンヌのGKニコラ・ペネトー(Nicolas Penneteau)が弾いた球がイブラヒモビッチの元へと流れ着き、先制ゴールにつながった。

 後半開始後3分にはメネスのパスからハビエル・パストレ(Javier Pastore)が放ったシュートのこぼれ球をイブラヒモビッチがゴールへと突き刺し、PSGはリードを広げた。後半53分にはまたしてもメネスのお膳立てで、イブラヒモビッチは試合3ゴール目を入れた。

 バランシエンヌは攻勢を取り戻そうとディフェンスラインを上げるが、それを逆手に取ったPSGのエセキエル・ラベッシ(Ezequiel Lavezzi)が後半35分、ボールを40ヤード(約37メートル)運んだ後、自身の今季2得点目となるゴールを決めた。

 イブラヒモビッチが1試合で2点以上の得点を挙げたのは今季6回目。今季リーグの得点は通算17ゴールで首位となっている。(c)AFP/Greg Fraser