【11月19日 AFP】12-13フランス・リーグ1は16日から18日にかけて、第13節の試合が各地で行われ、オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)が昇格組のスタッド・ランス(Stade de Reims)に快勝して首位に浮上する一方、オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)がボルドー(FC Girondins de Bordeaux)に、前節まで首位につけていたパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)が9人のレンヌ(Stade Rennes FC)にそれぞれ敗れた。

 2001-02シーズンから2007-08シーズンにかけての7連覇以来となるリーグ優勝を目指すリヨンは、前半終了間際にスタッド・ランスのアントニー・ウェバー(Anthony Weber)のオウンゴールで先制すると、14日に行われたイタリア代表との親善試合で逆転ゴールを決めていたフランス代表のバフェタンビ・ゴミス(Bafetimbi Gomis)が後半28分に試合を決める追加点を挙げた。試合終了間際にはリサンドロ・ロペス(Lisandro Lopez)が得点し、3-0として勝ち点3を獲得したリヨンは、前日の試合で敗れていたPSGに同2差の暫定首位に浮上した。

 そのPSGは低調極まりないプレーに終始し、レンヌのGKブノワ・コスティル(Benoit Costil)とジャン・マクン(Jean II Makoun)が立て続けに退場となりながらも、ジュリアン・フェレ(Julien Feret)に直接FKから決勝点を決められ、1-2で敗れた。

 ここ3試合で勝ち点を8落としているPSGのカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は、ズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)を出場停止で欠くことについては、言い訳にならないとコメントした。

 また、2009-10シーズン王者のマルセイユはPSGの取りこぼしに付け入ることができず、後半7分のヨアン・グフラン(Yoan Gouffran)の得点で0-1と黒星を喫した。一方、勝利したボルドーはPSGとマルセイユを勝ち点1上回り、リヨンと同1差の2位に順位を上げている。(c)AFP/Chris Wright