【11月12日 AFP】12-13フランス・リーグ1は11日、第12節の試合が各地で行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)とモンペリエ(Montpellier HSC)は1-1で引き分けた。

 アウェーのPSGは試合開始9分でママドゥ・サコ(Mamadou Sakho)がプロフェッショナル・ファウル (罰則覚悟で行うファウル行為)でレッドカードを受けて、一発退場となった。ズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)が2試合の出場停止処分中のため、代役としてカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督から先発メンバーに指名されたギヨーム・オアロ(Guillaume Hoarau)だったが、サコの退場でDFの選手を投入を余儀なくされ、オアロの出場時間は12分間に留まった。

 数的不利のPSGだったが、前半37分にが、モンペリエGKジェオフレ・ジュルドラン(Geoffrey Jourdren)の頭上を越える華麗なループシュートを決め先制した。

 一方、ホームのモンペリエは後半14分にレミ・カベッラ(Remy Cabella)が自陣でPSGのブライズ・マトゥイディ(Blaise Matuidi)からボールを奪い持ち上がり、ペナルティーエリアに進入すると、GKサルバトーレ・シリグ(Salvatore Sirigu)もなすすべもない矢のようなシュートをファーポストに蹴りこみ同点とした。

 しかしその6分後、今度はモンペリエのユネス・ベランダ(Younes Belhanda)が故意のハンドと判定されてこの試合2枚目のイエローカードを提示されて退場処分となり、両チームとも10人で試合は終了した。

PSGは11-12シーズン王者ながら低迷するモンペリエと引き分けたものの、リーグ首位を維持した。(c)AFP/Martyn Wood