【7月3日 AFP】フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain)は2日、イタリア・セリエAのナポリ(SSC Napoli)からエセキエル・ラベッシ(Ezequiel Lavezzi)を獲得したと発表した。

 アルゼンチン代表のラベッシは、メディカルチェックを受けた後、4年契約を交わした。

 移籍金は明かされていないものの、報道では3000万ユーロ(約30億2千万円)と伝えられており、ラベッシはハビエル・パストレ(Javier Pastore)、ニコラ・アネルカ(Nicolas Anelka)に続くパリ・サンジェルマン史上3番目の高額移籍選手となる。

 パリ・サンジェルマンの本拠地パルク・デ・プランス(Parc des Princes Stadium)で入団会見に臨んだラベッシは「パリ・サンジェルマンは僕に選手として成長する機会を与えてくれるし、今後もっと強いチームになると思う。ここに来たのは大きなプロジェクトが始動していて、タイトルを獲得できるからだ。ナポリ時代と同じようなプレーをしていきたい」とコメントした。

 現在27歳のラベッシはアルゼンチンリーグのエストゥディアンテス(Estudiantes)でキャリアを開始し、 同リーグのサン・ロレンソ(San Lorenzo)を経て2007年にナポリに移籍した。同クラブで過ごした5シーズンでリーグ通算38得点を挙げている。

 またナポリの一員として11-12シーズンにはイタリア杯2011-12(Italian Cup 2011-12)で優勝を果たしている。(c)AFP