【1月12日 AFP】サッカー日本代表のミッドフィルダー(MF)稲本潤一(Junichi Inamoto)が、所属するフランス・リーグ1のレンヌ(Stade Rennais FC)からJリーグ1部(J1)の川崎フロンターレ(Kawasaki Frontale)へ移籍する見込みであることが分かった。移籍が決まれば、9年ぶりのJリーグ復帰となる。

 稲本は09-10シーズン、かつて所属していたガンバ大阪(Gamba Osaka)で指揮を執っていたフレデリック・アントネッティ(Frederic Antonetti)氏が監督を務めるレンヌに移籍したが、出場機会に恵まれていなかった。日本代表として70試合以上に出場している同選手は、2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)で代表入りを目指している。

 同選手は2001年にイングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)に移籍したもののカップ戦2試合の出場に留まり、その後はフラム(Fulham)、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(West Bromwich Albion)、カーディフ・シティ(Cardiff City)でプレーし、06-07シーズンにはトルコのガラタサライ(Galatasaray)、07-09シーズンにはドイツ・ブンデスリーガ1部のフランクフルト(Eintracht Frankfurt)でプレーしていた。(c)AFP