【12月7日 AFP】09-10フランスリーグ1は6日、第16節が各地で行われ、最下位に低迷するグルノーブル(Grenoble Foot 38)がトゥールーズ(Toulouse FC)を1-0で破り、シーズン15試合目にして初勝利を挙げた。

 開幕14連敗を喫し、リーグ1の歴史に名を刻むことが確実となっているグルノーブルは、ヨーロッパリーグ2009-10(UEFA Europa League 2009-10)に出場しているトゥールーズから勝利を収め、ようやく最初の足がかりを得た。

 本拠地スタッド・デ・ザルプ(Stade des Alpes)で試合を支配していたグルノーブルは、後半36分にニコラ・ディウズ(Nicolas Dieuze)の得点で均衡を破った。

 オセール(AJ Auxerre)は、ホームでナンシー(AS Nancy)に1-3で敗れ、2連敗を喫した。オセールは勝利すれば、首位ボルドー(FC Girondins de Bordeaux)との勝ち点差を2とし、2位に浮上する可能性があった。

 オセールは前半26分にアンドレ・ルイス(Andre Luiz)の得点で先制されたが、同35分にヴァルテル・ビルサ(Valter Birsa)の得点で追いついた。しかし、オセールは後半、6分にアブデスラム・ウアドゥ(Abdeslam Ouaddou)、42分にユスフ・ハッジ(Youssouf Hadji)に得点を許した。

 オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)はリール(Lille OSC)に3-4で敗れた。

 試合は、両チームが合計で7得点を挙げ、乱打戦となった。

 オリンピック・リヨンは前半にアルゼンチン代表のリサンドロ・ロペス(Lisandro Lopez)がハットトリック(前半2分、同22分、同35分)を達成し、勝利を手にして2位に浮上するかと思われた。しかし、リヨンは後半リールに追い上げられ、ロスタイムにジェルヴィーニョ(Gervinho)の得点で逆転負けを喫した。

 5日の試合でパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain)を1-0で下し、2位モンペリエ(Montpellier HSC)との勝ち点差を4とした首位ボルドーとオリンピック・リヨンとの勝ち点差は5に広がった。(c)AFP