【7月8日 AFP】サッカー、フランス・リーグ1のオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)は、イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)からイタリア代表DFファビオ・グロッソ(Fabio Grosso)を獲得した。

 リヨンの広報を務めるオリヴィエ・ブラン(Olivier Blanc)氏はAFPに対し、「6日夕方にリヨンに到着したグロッソは、メディカルチェックを受け7日の午前中にサインをした」と伝えた。

 スペイン・リーガエスパニョーラ1部のバルセロナ(Barcelona)に移籍したフランス代表DFエリック・アビダル(Eric Abidal)の穴を埋める選手として期待されているグロッソは、1950年代にリヨンでプレーしたOrenzo Dito氏、Aridex Caligaris氏に続き同クラブでプレーする3人目のイタリア人選手となる。06-07シーズンはセリエAで23試合に出場し2得点を挙げており、フランス国内では、06サッカーW杯・決勝のフランス戦で優勝を決めるPKを蹴った選手として知られている。

 07-08シーズンにリーグ7連覇を狙うリヨンは、グロッソの他に同じリーグ1のスダン(Sedan)からアルジェリア代表DFナディル・ベルハジ(Nadir Belhadj)、リール(Lille)からコートジボワール代表のFWアブドゥルカデル・ケイタ(Abdulkader Keita)、フランス人MFマヒュー・ボドメル(Mathieu Bodmer)を獲得している。

(c)AFP