【5月1日 AFP】30日に行われた欧州チャンピオンズリーグ（UEFA Champions League 2012-13）準決勝第2戦で敗退が決まったレアル・マドリード（Real Madrid）のジョゼ･モウリーニョ（Jose Mourinho）監督が試合後、イングランド・プレミアリーグに復帰する可能性を示唆した。

　ボルシア・ドルトムント（Borussia Dortmund）との第2戦でレアルは大健闘を見せ、カリム・ベンゼマ（Karim Benzema）とセルヒオ・ラモス（Sergio Ramos）の得点で2-0で勝利した。しかし24日に行われた第1戦でドルトムントに1-4で敗れていたため、2戦合計3-4でレアルは準決勝敗退に終わった。レアルがチャンピオンズリーグのベスト4で敗退するのはこれで連続3季目。

　試合後、モウリーニョ監督は来季もレアルの指揮官として続投するかについての明確な回答を避けた。

「私の将来は重要じゃない。大切なのはレアル・マドリードのことだ」とモウリーニョ監督は語った。

「私がイングランドで人気があることは知っている。ファンに愛されているし、メディアも私を公平に扱う。時には批判されるが、評価に値する時は称賛してくれる。イングランドの数々のクラブにも愛されており、そのうちのひとつからは特に慕われている」

「だが、スペインではそうではない。人々は私を嫌っており、今、この部屋にもそのような人が多くいる。しかし私はレアルのクラブや、フロレンティーノ・ペレス（Florentino Perez）会長のことは好きだし、みんなで大きなことを成し遂げることができるチームを作り上げてきた。難しいところだ」

(c)AFP/Kieran CANNING