【4月10日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2012-13(UEFA Champions League 2012-13)準々決勝でユベントス(Juventus)と対戦するバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のアリエン・ロッベン(Arjen Robben)が9日、ドイツ・ブンデスリーガ1部の優勝が決まったことで、チームは重圧から解放されたと語った。

 最近4シーズンで3度目となるベスト4進出を目指すバイエルンは、2日に行われた第1戦でイタリア・セリエA王者のユベントスに2-0で快勝した。ユベントスが第1戦を0-2で落として逆転した前例は過去になく、歴史はホームのバイエルンに味方している。

 ユベントスは10日の第2戦でその負の歴史を終わらせたいと考えているが、ロッベンはバイエルンが23度目のリーグ制覇を果たしたことで重圧は無くなったと主張し、ユベントスをけん制した。

 今シーズンのバイエルンは特にアウェーで手堅い試合を見せているが、ロッベンはチーム全体として素晴らしいシーズンを送っており、敵地での強さはその一端にすぎないとしている。

 トリノ(Turin)で記者会見に臨んだロッベンは、「アウェーに限った話ではなく、チームはここまでとても良いシーズンを過ごしている。優勝が決まったことでリーグ戦の重圧も和らぎ、ここからはチャンピオンズリーグに集中できる」と語った。

「難しい試合になるだろうが、ここに至るまでにそういう試合を乗り越えてきた。10日の試合も準決勝進出を目指して戦う」

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