【4月4日 AFP】イタリア・セリエA、ユベントス(Juventus)のGKジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)は、2日に行われた欧州チャンピオンズリーグ2012-13(UEFA Champions League 2012-13)準々決勝第1戦、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)戦後に非難してきたバイエルンのフランツ・ベッケンバウアー(Franz Beckenbauer)名誉会長に反論した。

 同試合の開始早々、デヴィッド・アラバ(David Alaba)のシュートをセーブできなかったブッフォンに対し、ベッケンバウアー名誉会長は、「アラバははるか彼方からシュートを打ったようなものだ。ブッフォンはまるで年金受給者のようだった。あのシュートは止められるはずだった。アラバがあそこから打ってくるとは思わなかったのだろう」とコメントした。

 試合は2-0でバイエルンが勝利しており、準決勝進出に向けてユベントスは本拠地トリノ(Turin)で全力を傾けることになった。

 試合後、ブッフォンは味方のアルトゥーロ・ビダル(Arturo Vidal)に当たってわずかにコースが変わったアラバのシュートに逆をつかれたと認めている。

 しかし、35歳のブッフォンは3日、「ベッケンバウアーのような長老にそういう風に言われることに異論はない。ただ、次の試合(の結果が出る)まで黙って待っておくべきだろうね」とコメントした。(c)AFP