【3月7日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2012-13(UEFA Champions League 2012-13)は6日、決勝トーナメント1回戦第2戦が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は1-1でバレンシア(Valencia CF)と引き分け、2試合合計スコアを3-2として1995年以来の準々決勝に進出した。

 2月に行われた第1戦では試合終盤に1点を返すまで見せ場を作れなかったバレンシアは、後半10分にジョナス(Jonas Goncalves Oliveira)が先制点を挙げ、逆転まであと1点に迫った。

 しかしながらPSGは、後半21分に敵地メスタージャ・スタジアム(Mestalla stadium)で行われた第1戦でも得点を記録していたエセキエル・ラベッシ(Ezequiel Lavezzi)が同点ゴールを奪い、バレンシアの望みを打ち砕いた。

 カタール人オーナーからの巨額の資金援助を受け、欧州での飛躍を目指しているPSGだが、第1戦で素晴らしいパフォーマンスを見せたにもかかわらず敗退となれば、大失態になることは間違いない状況だった。

 PSGのカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は、第1戦と同様にポゼッションをバレンシアに譲る選択をしたが、今回はカウンターで相手を脅かすことができず、自陣でバレンシアを迎えることに多くの時間を費やした。(c)AFP/Andy Scott