【3月6日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2012-13(UEFA Champions League 2012-13)は5日、決勝トーナメント1回戦第2戦が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は3-0でシャフタール・ドネツク(Shakhtar Donetsk)を下し、2試合合計スコア5-2で準々決勝に進出した。

 今大会5度目となった本拠地ジグナル・イドゥナ・パルク( Signal Iduna Park)での試合で4連勝を飾ったドルトムントは、王者として臨んだ1997-98シーズン以来となる8強入りを果たした。同シーズンは準決勝で敗退している。

 2-2で引き分けた初戦で同点ゴールを決めたマッツ・フンメルス(Mats Hummels)が体調不良で3戦連続の欠場となったものの、代わりに出場したフェリピ・サンターナ(Felipe Augusto Santana)がその穴を埋めた。  前半31分、ドルトムントはマリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)のクロスにサンターナが頭で合わせて先制した。1月以来となる得点を決めたサンターナは、ここ2試合の出場で見せていた不安定なパフォーマンスを払拭する活躍を披露した。

 さらにその6分後、ロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)のクロスにゲッツェが合わせてドルトムントがリードを広げ、試合はハーフタイムを迎えた。

 後半14分、イルカイ・ギュンドアン(Ilkay Gundogan)の強烈なシュートをシャフタールのGKアンドリー・ピャトフ(Andriy Pyatov)が防いだものの、このボールがヤクブ・ブワシチコフスキ(Jakub Blaszczykowski)の足元へ転がり、ブワシチコフスキは試合をほぼ決定づける3点目を決めた。

 ドルトムントの選手が左サイドのコーナーフラッグ付近で喜ぶ中、ピャトフは倒れこみ、シャフタールの選手はピッチに座り込んだ。(c)AFP/Ryland James