【3月5日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2012-13(UEFA Champions League 2012-13)、決勝トーナメント1回戦、レアル・マドリード(Real Madrid)との第2戦を翌日に控え、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のアレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)監督は4日、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)を止めようと執着することは危険だと語った。

 ロナウドは6シーズンを過ごしたユナイテッドで通算290試合で117得点を挙げて世界でも指折りの選手の一人となり、08-09シーズン終了後にレアル加入した。

 移籍後は184試合で185ゴールとさらに得点を量産しているが、ファーガソン監督はロナウドだけが決着を付けるわけではないとコメントした。

 かつての本拠地オールド・トラフォード(Old Trafford)で歓迎を受けたロナウドがそれに感化されることに懸念があるかと問われたファーガソン監督は、「最大の懸念は彼が出場すること」と返した。

「ロナウドのいるチームを相手にしたら、自分たちのやることをやって抑えなければならい。彼は毎週やっているのだから簡単なことではない。彼の場合、アクシデントということはないんだ。第1戦での経験がラファエウ・ダ・シウバ(Rafael da Silva)に役立てば良いね。彼には同じ課題が待っている。ロナウドが与えるダメージを心配していては進めないね、そうでなければ自分たちが与えられるダメージを忘れてしまうかもしれない」

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