【2月21日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2012-13)決勝トーナメント1回船でACミラン(AC Milan)に0-2で敗れ、早期敗退の危機に直面しているFCバルセロナ(FC Barcelona)のジョルディ・ロウラ(Jordi Roura)暫定監督が、会場のピッチ状態に苦言を呈した。

 敵地サン・シーロ・スタジアム(San Siro stadium)で行われた試合でFCバルセロナは、後半にケヴィン・プリンス・ボアテング(Kevin Prince Boateng)とサリー・ムンタリ(Sulley Muntari)に得点を奪われ、初戦を落とした。

 がん摘出手術を受けて現在は療養中のティト・ビラノバ(Tito Vilanova)監督に代わり、現在チームを率いているロウラ暫定監督は、試合後のコメントでチームが実力を十分に発揮できなかったと認めている。

 その一方で、FCバルセロナで現役選手としてプレーしていた1989年にサン・シーロで行われたミラン戦で膝を負傷し、事実上の引退へ追い込まれたロウラ暫定監督は、ピッチ状態がチャンピオンズリーグの試合に相応しくなかったと指摘した。

 ロウラ暫定監督は、「0-2で負けたのは残念だが、次は本拠地のファンの前で、このレベルの試合をするのに相応しいピッチでプレーできる。だからこの厳しい状況を乗り越えられると信じている」と語った。(c)AFP/Justin Davis