【2月12日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2012-13(UEFA Champions League 2012-13)決勝トーナメント1回戦で、セルティック(Celtic)と対戦するユベントス(Juventus)の守護神ジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)が11日、セルティックの熱狂的なサポーターを恐れてはいないと主張した。

 12日にセルティックと対戦するブッフォンとユベントスの選手たちは、敵地グラスゴー(Glasgow)で待つ6万人の相手サポーターから敵対心に満ちた出迎えを受けると予想される。

 2001年10月に同じ場所で行われた欧州チャンピオンズリーグの試合で、セルティックに3-4で敗れた経験を持つ現在35歳のブッフォンは、相手サポーターがどれだけ激しいか理解している。

 シーズン序盤にセルティックは、スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)から勝利を収めているが、2006年にイタリア代表でサッカーW杯優勝を経験しているブッフォンは、ユベントスが持ち前の経験で対応できると確信しているという。

 かつて在籍していたパルマ(Parma FC)時代を含め、グラスゴーで何度かプレーした経験を持つブッフォンは、「ここの雰囲気は様々な点で英国的だ。しかし、私が記憶している限り、サポーターがゴールを決めたことはない」と語った。

「たしかに、サポーターがセルティックを助ける時もあるが、それはある程度までだ。選手は場の空気に流されず、試合に集中しなければならない」

「私がプレーした中で一番雰囲気が悪いと感じたのはトルコでの試合で、フェネルバフチェ(Fenerbahce)やガラタサライ(Galatasaray)と対戦した時だ」

「グラスゴーにはセルティックとグラスゴー・レンジャーズ(Glasgow Rangers)がいて、それぞれのスタジアムが満席になった時、最高の雰囲気になる事を私たちは知っている。とても素晴らしいことだと思うよ」

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