【2月9日 AFP】スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)に所属するクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2012-13)で対戦するマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)との試合を心待ちにしていると明かした。

 2012年12月に行われた決勝トーナメント1回戦の組み合わせ抽選で両チームの対戦が決定したことについて、ロナウドは「望みが叶った」と述べた。

 欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイトに掲載されたインタビューでロナウドは、「抽選の前から言っていた通り、相手はマンチェスター・ユナイテッドになった。ずっと前から対戦したかったんだ」と語っている。

「僕にはいい思い出がある。チームに6年間在籍していたんだ。たくさんの友人がいるし、いろんな感情が入り混じった試合になると思う」

 レアル・マドリードとマンチェスター・ユナイテッドは、ここまで対照的なシーズンを送っている。ユナイテッドはイングランド・プレミアリーグで2位に勝ち点9差の首位を走り、レアルはスペイン1部リーグで首位FCバルセロナ(FC Barcelona)を勝ち点16差で追いかけている。

 しかしながらロナウドは、現在所属するレアル・マドリードがもっと良くなる可能性を秘めたチームであるとの見解を示した

「マンチェスター・ユナイテッドは常に結果を残し、毎年上位につけているので、とても尊敬している。特にマンチェスターでは非常に困難な試合になると思う。うまくやれることを願っているよ」

「個人的な意見としては、レアル・マドリードの方が優れたチームだと思う。ただし、それをピッチ上で示さないといけない。なぜならば、ユナイテッドは強く団結したチームだし、ここ数年でそれを証明している」

 第1戦は14日にレアル・マドリードの本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)で、第2戦は3月5日にマンチェスター・ユナイテッドの本拠地オールド・トラフォード(Old Trafford)で行われる。

 レアル・マドリードとマンチェスター・ユナイテッドが欧州カップ戦で対戦したのは過去に4回あり、マンチェスター・ユナイテッドが勝ち上がったのは優勝を飾った1968年大会だけとなっている。

 前回の対戦は2002-03シーズンの欧州チャンピオンズリーグ準々決勝で、レアル・マドリードが2試合合計6-5で勝ち進んだ。(c)AFP