セルティック、スパルタク下し3度目の16強進出 欧州CL
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【12月6日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2012-13(UEFA Champions League 2012-13)は5日、グループリーグ第6節の試合が各地で行われ、グループGのセルティック(Celtic)は2-1でスパルタク・モスクワ(Spartak Moscow)に勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。
クリス・コモンズ(Kris Commons)が試合終盤に決めたPKが決勝点となり、10人のスパルタクを下したセルティックが16強進出を果たした。
セルティックは序盤、スパルタクのキム・カルストロム(Kim Kallstrom)とエマヌエル・エメニケ(Emmanuel Emenike)にゴールに迫られたが、前半21分にゲイリー・フーパー(Gary Hooper)がスパルタク守備陣のミスを見逃さず先制点を挙げた。
しかしこの失点で奮起したスパルタクも同39分、アリ(Ariclenes da Silva Ferreira aka ''Ari'')がゴール前での冷静さを見せ、難しい角度からのループシュートでセルティックのGKフレーザー・フォースター(Fraser Forster)の頭上を破り、同点に追いついた。
それでもセルティックは後半36分、ペナルティーエリア内でゲオルギオス・サマラス(Georgios Samaras)が倒されてPKを獲得すると、コモンズがクロスバーに当てながらもシュートを決めた。
その後、スパルタクは同43分にカルストロムがコモンズへの危険なタックルで退場。一方、交代枠を使い切っていたセルティックもこのプレーで負傷したコモンズが担架で運び出され、両チームともに10人で試合を終えた。
この勝利でセルティックは、スコットランドのチームとしては過去最多となる10へ勝ち点を伸ばし、グループ首位のFCバルセロナ(FC Barcelona)に次ぐ2位で、チーム史上3度目のグループリーグ突破を果たした。(c)AFP/Alistair Watson