【10月4日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2012-13(UEFA Champions League 2012-13)は3日、グループリーグ第2節の試合が各地で行われ、グループCのACミラン(AC Milan)は3-2でゼニト・サンクトペテルブルク(Zenit St. Petersburg)に勝利した。

 前半13分にウルビー・エマヌエルソン(Urby Emanuelson)のフリーキックで先制したミランは、同16分にステファン・エル・シャラーウィ(Stephan El Shaarawy)が追加点を記録し、序盤で2点のリードを奪った。

 一方、フッキ(Hulk)、アクセル・ヴィツェル(Axel Witsel)と大型契約を結んだことが発端となり、ロシア代表のイゴール・デニソフ(Igor Denisov)らがチーム帯同を拒否するなど不協和音が生じているゼニトは、前半ロスタイムにフッキが1点を返すと、後半開始4分にはロマン・シロコフ(Roman Shirokov)のゴールで同点に追いついた。

 そして2-2の同点で迎えた後半30分、ゼニトはミランのジャンパオロ・パッツィーニ(Giampaolo Pazzini)と競ったトマシュ・フボチャン(Tomas Hubocan)がオウンゴールを献上し、不運な形で決勝点を許した。

 この結果、12-13シーズンのイタリア・セリエAで開幕スタートに失敗したマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督率いるミランは、グループリーグ2試合を終えて勝ち点を4に伸ばし、ゼニトは勝ち点を獲得できていない。(c)AFP