【9月19日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2012-13(UEFA Champions League 2012-13)グループリーグ初戦を控えるマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のライアン・ギグス(Ryan Giggs)が18日、今大会での栄光の鍵を握るのは香川真司(Shinji Kagawa)だと語った。

 ギグスは、香川の鋭いパスと抜け目のない動きは、ユナイテッドのアレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)監督が欧州の舞台で好むパスサッカーに完璧にマッチすると考えている。

 欧州トップクラスのクラブを相手にボールを過度に失いすぎれば致命傷となるが、11-12シーズンのドイツ・ブンデスリーガ1部王者ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)から今夏移籍してきた香川は、厳しいプレッシャーの中でもボールを保持する能力に長けていることをすでに証明しており、それがチャンピオンズリーグでは貴重な利点となる。

 ギグスは「真司はポゼッションが鍵を握る欧州の舞台で輝くタイプの選手」「キープ力があるし、つかまりづらいポジションに入っていくのもうまい」とコメントし、香川が欧州のトップクラブが集まるこの大会で大きなインパクトを残せると期待を寄せている。

 ユナイテッドは19日、本拠地オールド・トラフォード(Old Trafford)でトルコのガラタサライ(Galatasaray)とグループHの初戦を戦う。
 
 香川はガラタサライ戦に万全な状態で臨むため、4-0で勝利した15日の12-13イングランド・プレミアリーグ第4節ウィガン(Wigan Athletic)戦を欠場していた。(c)AFP