【9月18日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2012-13(UEFA Champions League 2012-13)グループリーグ初戦を控えるレアル・マドリード(Real Madrid)のジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は17日、マンチェスター・シティ(Manchester City)との一戦を前に、悲惨なスタートを切ったリーグ戦との決別を誓った。

 03-04シーズンにFCポルト(FC Porto)で、09-10シーズンにはインテル(Inter Milan)でチャンピオンズリーグを制覇している49歳のモウリーニョ監督は、15日に行われた12-13スペイン1部リーグ第4節、0-1で敗れたセビージャFC(Sevilla FC)戦後に選手たちを叱責した。これでシーズン2敗目を喫したレアルは、ライバルのFCバルセロナ(FC Barcelona)に勝ち点8差をつけられている。

 マンチェスター・シティ戦を翌18日に控えて臨んだ記者会見でモウリーニョ監督はいつになく謙虚に、「開幕からの不振の最大の責任は私にあると考えている。十分に選手のモチベーションを引き出せていないからだ」とコメントし、気持ちの切り替えに意欲をみせた。

「チームになること、これが明日(18日)の私の信念だ。全員が他の選手のために働き、全員が最高の責任を負って、能力を発揮する団結したチームになるだろう。多少、落ち着きや自尊心を見失ってしまうかもしれない」

 またモウリーニョ監督は選手との関係性についても口を開き、ロッカールームで選手からの支持を失っているのではないかといううわさを一蹴した。

「関係性はこれ以上ないほど良い。大切な人々から愛されているよ。とりわけ家族、選手、そしてチームのスタッフからだ。このクラブでは誰ともいい関係を築いている」

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