チェルシーがドログバのゴールでバルセロナに先勝、欧州CL
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【4月19日 AFP】(記事更新、写真追加)サッカー欧州チャンピオンズリーグ2011-12(UEFA Champions League 2011-12)は18日、準決勝第1戦が行われ、チェルシー(Chelsea)が1-0でFCバルセロナ(FC Barcelona)に勝利した。
チェルシーは前半ロスタイムにディディエ・ドログバ(Didier Drogba)がこの試合唯一となるゴールを挙げ、前回大会王者のバルセロナに先勝し、24日にバルセロナの本拠地カンプ・ノウ・スタジアム(Camp Nou stadium)で行われる第2戦に向け、2007-08シーズン以来の決勝進出の夢を残した。敗れたバルセロナは、今大会初黒星を喫している。
10-11シーズン王者のバルセロナは、前半から繰り返しゴールに襲い掛かり、アレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)のシュートがバーを直撃する場面もみられたが、チェルシーはGKペトル・チェフ(Petr Cech)がリオネル・メッシ(Lionel Messi)のシュートをセーブすると、アシュリー・コール(Ashley Cole)がゴールライン手前でセスク・ファブレガス(Cesc Fabregas)のシュートをかきだした。
すると前半ロスタイム、チェルシーはフランク・ランパード(Frank Lampard)が左サイドを駆け上がったラミレス(Ramires Santos do Nascimento)への大きな展開でボールを通すと、ラミレスはペナルティーエリア内でフリーとなっていたドログバへパスを出した。これを受けたドログバは、バルセロナのGKビクトル・バルデス(Victor Valdes)が対応する間もなく、冷静にゴールへ流し込んだ。
バルセロナの再三に渡る攻撃の中で、数回試みたフォワード(FW)陣へのボールは通らず、苦戦を強いられていたチェルシーが、唯一生まれたチャンスをものにした結果だった。
後半に入ると、1点を追うバルセロナの猛攻はさらに激しくなり、アドリアーノ・コレイア(Adriano Correia)やメッシがゴールに迫った。人数を裂き、深い守備を敷くチェルシーに対し、突破口を見出せなかったバルセロナは、メッシのフリーキック(FK)からカルレス・プジョル(Carles Puyol)がヘディングシュートを狙うもチェフが好セーブをみせ、ロスタイムにもペドロ・ロドリゲス・レデスマ(Pedro Rodriguez Ledesma)のシュートがゴールマウスに弾かれるなどし、チェルシーが耐え抜いた末に白星を手にした。
チェルシーのロベルト・ディ・マッテオ(Roberto Di Matteo)暫定監督は、「ほぼパーフェクトな試合だった。素晴らしい結果だ」とチームを絶賛し、「バルセロナを相手にする時は、守備に力をいれなければならない。ボール保有率は圧倒的に相手の方が高いので、攻撃を最小限に抑え、チャンスを得たときには冷静にならなければいけない」とコメントした。
一方バルセロナのジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は、現時点ではチェルシーが決勝進出に向けて優位な立場にあると認めた。
「チェルシーが有利だ。良い結果を残したが、私たちにもあと90分残っている。チャンスを作るには十分な時間だ。ただ、1-0は彼らにとって素晴らしい結果だ」
(c)AFP/Rob Woollard
チェルシーは前半ロスタイムにディディエ・ドログバ(Didier Drogba)がこの試合唯一となるゴールを挙げ、前回大会王者のバルセロナに先勝し、24日にバルセロナの本拠地カンプ・ノウ・スタジアム(Camp Nou stadium)で行われる第2戦に向け、2007-08シーズン以来の決勝進出の夢を残した。敗れたバルセロナは、今大会初黒星を喫している。
10-11シーズン王者のバルセロナは、前半から繰り返しゴールに襲い掛かり、アレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)のシュートがバーを直撃する場面もみられたが、チェルシーはGKペトル・チェフ(Petr Cech)がリオネル・メッシ(Lionel Messi)のシュートをセーブすると、アシュリー・コール(Ashley Cole)がゴールライン手前でセスク・ファブレガス(Cesc Fabregas)のシュートをかきだした。
すると前半ロスタイム、チェルシーはフランク・ランパード(Frank Lampard)が左サイドを駆け上がったラミレス(Ramires Santos do Nascimento)への大きな展開でボールを通すと、ラミレスはペナルティーエリア内でフリーとなっていたドログバへパスを出した。これを受けたドログバは、バルセロナのGKビクトル・バルデス(Victor Valdes)が対応する間もなく、冷静にゴールへ流し込んだ。
バルセロナの再三に渡る攻撃の中で、数回試みたフォワード(FW)陣へのボールは通らず、苦戦を強いられていたチェルシーが、唯一生まれたチャンスをものにした結果だった。
後半に入ると、1点を追うバルセロナの猛攻はさらに激しくなり、アドリアーノ・コレイア(Adriano Correia)やメッシがゴールに迫った。人数を裂き、深い守備を敷くチェルシーに対し、突破口を見出せなかったバルセロナは、メッシのフリーキック(FK)からカルレス・プジョル(Carles Puyol)がヘディングシュートを狙うもチェフが好セーブをみせ、ロスタイムにもペドロ・ロドリゲス・レデスマ(Pedro Rodriguez Ledesma)のシュートがゴールマウスに弾かれるなどし、チェルシーが耐え抜いた末に白星を手にした。
チェルシーのロベルト・ディ・マッテオ(Roberto Di Matteo)暫定監督は、「ほぼパーフェクトな試合だった。素晴らしい結果だ」とチームを絶賛し、「バルセロナを相手にする時は、守備に力をいれなければならない。ボール保有率は圧倒的に相手の方が高いので、攻撃を最小限に抑え、チャンスを得たときには冷静にならなければいけない」とコメントした。
一方バルセロナのジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は、現時点ではチェルシーが決勝進出に向けて優位な立場にあると認めた。
「チェルシーが有利だ。良い結果を残したが、私たちにもあと90分残っている。チャンスを作るには十分な時間だ。ただ、1-0は彼らにとって素晴らしい結果だ」
(c)AFP/Rob Woollard