【2月23日 AFP】(記事更新)サッカー欧州チャンピオンズリーグ2011-12(UEFA Champions League 2011-12)は22日、決勝トーナメント1回戦の第1戦が2試合行われ、終盤に決勝点を記録したFCバーゼル(FC Basel)とオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)が先勝した。

 1992-93シーズン王者のマルセイユは、後半ロスタイムにアンドレ・アユー(Andre Ayew)に決勝点を挙げ、インテル(Inter Milan)に1-0で勝利した。

 2009-10シーズン大会王者のインテルは、去就が取りざたされているクラウディオ・ラニエリ(Claudio Ranieri)監督の立場はより危うい状況となった。

■FCバーゼルがバイエルンを破り金星

 FCバーゼルは途中出場のバレンティン・シュトッカー(Valentin Stocker)の得点が決勝点となり、ドイツの強豪バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に1-0で勝利した。

 FCバーゼルのゴールキーパー(GK)ヤン・ソマー(Yann Sommer)、バイエルンのGKマヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)の好守により膠着状態が続いた試合は後半41分、ジャック・ズア(Jacques Zoua)からパスをペナルティーエリア内で受けたシュトッカーが、ノイアーの股下を抜けるシュートを決め、バーゼルがホームで貴重な勝利を収めた。

 大会4度の優勝を誇るバイエルンだが、最近は公式戦7試合で3勝に終わっており、不振を脱却することはできなかった。(c)AFP/Pirate Irwin