モウリーニョ監督のバルサ批判、UEFAが調査へ
このニュースをシェア
【4月29日 AFP】欧州サッカー連盟(Union of European Football Associations、UEFA)は28日、前日に行われた欧州チャンピオンズリーグ2010-11(UEFA Champions League 2010-11)準決勝、レアル・マドリード(Real Madrid、以下レアル)対FCバルセロナ(FC Barcelona)戦について、規律委員会による調査を開始したと発表した。
調査対象となった事例は、レアルのジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督がバルセロナに0-2で敗れた27日の試合後、審判団は常にバルセロナに好意的だなどと感情的に語った発言が含まれる。
この発言をうけ、バルセロナは同日、UEFAへ公式に不服申し立てを行った。
一方、レアルも同日、バルセロナが試合中、執拗(しつよう)に非スポーツ的行為を続けたと主張し、同じくUEFAに不服を申し立てている。レアルの主張は、バルセロナの選手がオーバーリアクションを続け、簡単な理由でピッチに倒れこんだというもので、クラブとしてモウリーニョ監督を全面的に支持すると発表している。
モウリーニョ監督は試合後の記者会見で、「ペペ(Pepe)は退場ではなかったはずだ。誰か私に答えを教えてほしい。彼らが、その功績によって勝利したのなら、受け入れる。だが、なぜ今夜(27日)のような均衡した試合で、こんなことが起こるのか。なぜなんだ?いつの日か、答えを得られると期待したい」と、不満を示している。
一方、バルセロナは、このコメントに対する声明を発表。このなかで「試合後の記者会見で、ジョゼ・モウリーニョはヴォルフガング・シュタルク(Wolfgang Stark)主審を痛烈に批判したうえ、UEFAがバルサ(Barca、バルセロナの愛称)を好意的に扱っているとほのめかした」と、モウリーニョ監督を批判。その後、同監督の「不適当なコメント」について、UEFAへの不服申し立てを決定したことを明らかにした。
UEFAは、問題となったモウリーニョ監督の発言以外にも、同じ試合でバルサのダニエル・アルヴェス(Daniel Alves)へのファウルでペペが退場となった件と、バルセロナの控えGKホセ・ピント(Jose Pinto)が退場になった件についても調査を進めているという。ピントは、ハーフタイムにピッチ際でレアルの選手らともみ合い退場処分を受けた。(c)AFP
調査対象となった事例は、レアルのジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督がバルセロナに0-2で敗れた27日の試合後、審判団は常にバルセロナに好意的だなどと感情的に語った発言が含まれる。
この発言をうけ、バルセロナは同日、UEFAへ公式に不服申し立てを行った。
一方、レアルも同日、バルセロナが試合中、執拗(しつよう)に非スポーツ的行為を続けたと主張し、同じくUEFAに不服を申し立てている。レアルの主張は、バルセロナの選手がオーバーリアクションを続け、簡単な理由でピッチに倒れこんだというもので、クラブとしてモウリーニョ監督を全面的に支持すると発表している。
モウリーニョ監督は試合後の記者会見で、「ペペ(Pepe)は退場ではなかったはずだ。誰か私に答えを教えてほしい。彼らが、その功績によって勝利したのなら、受け入れる。だが、なぜ今夜(27日)のような均衡した試合で、こんなことが起こるのか。なぜなんだ?いつの日か、答えを得られると期待したい」と、不満を示している。
一方、バルセロナは、このコメントに対する声明を発表。このなかで「試合後の記者会見で、ジョゼ・モウリーニョはヴォルフガング・シュタルク(Wolfgang Stark)主審を痛烈に批判したうえ、UEFAがバルサ(Barca、バルセロナの愛称)を好意的に扱っているとほのめかした」と、モウリーニョ監督を批判。その後、同監督の「不適当なコメント」について、UEFAへの不服申し立てを決定したことを明らかにした。
UEFAは、問題となったモウリーニョ監督の発言以外にも、同じ試合でバルサのダニエル・アルヴェス(Daniel Alves)へのファウルでペペが退場となった件と、バルセロナの控えGKホセ・ピント(Jose Pinto)が退場になった件についても調査を進めているという。ピントは、ハーフタイムにピッチ際でレアルの選手らともみ合い退場処分を受けた。(c)AFP