【3月10日 AFP】欧州サッカー連盟（Union of European Football Associations、UEFA）は9日、8日行われた欧州チャンピオンズリーグ2010-11（UEFA Champions League 2010-11）決勝トーナメント1回戦のFCバルセロナ（FC Barcelona）戦後に不適切な行為をしたとして、アーセナル（Arsenal）のアーセン・ベンゲル（Arsene Wenger）監督とサミル・ナスリ（Samir Nasri）に対する懲戒処分を検討すると明らかにした。

　UEFAは、「スペインで昨夜（8日）行われた欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦の第2戦、バルセロナ戦を受けて、アーセナルのアーセン・ベンゲル監督と、同クラブのミッドフィールダー、サミル・ナスリ選手に対し懲戒手続きを取った。両者は、不当な行為による処分が下る可能性がある。また、UEFA規律委員会は3月17日にこの件に関する聴聞会を開く」と発表した。

　ベンゲル監督は、同試合でロビン・ファン・ペルシー（Robin Van Persie）が2枚目のイエローカードを受けて退場処分となった事に激怒、主審のマッシモ・ブサカ（Massimo Busacca）氏の判定は「ひどい」と語った。また、試合終了の笛の後、スタジアム内の通路でブサカ主審とベンゲル監督の間に激しいやり取りがあったと伝えられている。(c)AFP