【7月16日 AFP】欧州サッカー連盟(UEFA)は15日、5月6日に行われたFCバルセロナ(FC Barcelona)との欧州チャンピオンズリーグ2008-09(UEFA Champions League 2008-09)準決勝第2戦で、主審を侮辱したチェルシー(Chelsea)のディディエ・ドログバ(Didier Drogba)とジョゼ・ボジングワ(Jose Bosingwa)の出場停止処分を軽減することを承認した。

 試合後に侮辱的な発言をしたとして、ドログバには6試合(2試合の執行猶予付き)、ボジングワには4試合(1試合の執行猶予付き)の出場停止処分が科せられていたが、チェルシー側が上訴した結果、両選手共に1試合の軽減措置が取られた。

 UEFAは公式ホームページ上で「UEFA上訴委員会の裁定の結果、ドログバにはUEFA主催のクラブ大会で5試合の出場停止、最後の2試合は3年間の執行猶予とする。また1万5000ユーロ(約200万円)の罰金を科す。ボシングワにはUEFA主催のクラブ大会で3試合の出場停止、最後の1試合は3年間の執行猶予とする。また1万ユーロ(約130万円)の罰金を科す」と声明を発表している

 また、選手の不適切な行為とファンからの物の投げこみにより、チェルシーには10万ユーロ(約1300万円)の罰金が科せられている。(c)AFP