【4月8日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のフランツ・ベッケンバウアー(Franz Beckenbauer)会長が、8日に敵地カンプ・ノウ・スタジアム(Camp Nou stadium)で行われるFCバルセロナ(FC Barcelona)との欧州チャンピオンズリーグ2008-09(UEFA Champions League 2008-09)準々決勝第1戦での勝利に自信を見せた。

 バイエルンは4日に行われたリーグ戦で首位VfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)に1-5の大敗を喫しているが、ドイツ代表で主将、監督としてW杯を制しているベッケンバウアー会長は、バルセロナは倒すことは可能だと語っている。

 ベッケンバウアー会長は「バルセロナはホームで良いプレーを見せるだけでなく、ホームで勝つ事に慣れている。チャンピオンズリーグを見ても、当然ながら彼らはホームで強力だ。だがフットボールにおいては優勢なチームが常に勝者ではない。勝者になるチャンスを手にしたいのであれば、バイエルンは大幅に改善しなければならない。彼らはスペイン1部リーグではホームでこれまで1敗しかしていないが、歴史はミュンヘンを支持している」と語っている。

 バイエルンは欧州の舞台でバルセロナと4度対戦し、3勝1分けの成績を収めており、スペインでの過去2度の対戦ではいずれも勝利を収めている。

 一方、2007-08シーズンの同大会で4強入りしているバルセロナは、ドイツ勢との過去11度の対戦では10勝1分けと素晴らしい成績を残している。(c)AFP